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  • 柳澤田実:消費社会の宗教、ファンダム・カルチャー|特集|三田評論ONLINE

    もはや日のメディアで目にしない日はない「推し文化」は、英語圏ではファンダム・カルチャーと言われる。アイドル、スポーツ選手、アニメキャラからもはや素人と区別のつかないYouTuberや地下アイドルに至るまで、様々なものを人は「推し」、それを自分のアイデンティティのように語る。20世紀後半にオタク文化と揶揄されたマニアックな消費活動は、21世紀になって誰もが実践する「推し文化」となった。同様に欧米でもナード〔英語で「オタク」を意味する〕カルチャーはファンダム・カルチャーとして市民権を得て今に至る。アメリカ大統領だったバラク・オバマが自分をナードだと呼び、人々がそれをクールだと受け取ったのは2016年のことだ。 ファンダムによる「推し活」は経済をも駆動している。推しの活動をSNSでチェックし、推しのグッズを買い、推しと他企業とのコラボに足を運び、推しの公演チケットに何口も応募するなど、推し活の

    柳澤田実:消費社会の宗教、ファンダム・カルチャー|特集|三田評論ONLINE
    kutsushita1000
    kutsushita1000 2024/04/07
    現実の土地の人、施設が作品の聖地と表明したりコラボすることを殊更に喜ぶのも、"心と世界の中間領域"が現実世界に存在し、自分達が受容されて居場所を確保できたという安堵感に立脚するのかもしれないな。
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