韻を踏むこと 英語の詩では、韻(いん)を踏むということがしばしば行われる。これは同じ詩の似たような位置で似たような発音となる語を繰り返すというものだ。特に、行末が同じ音になるように韻を踏むことが多い。例えば、シェイクスピアのソネット116番の第2連では以下に示すように、1行おきに行末に同じ発音が来ている。 O no! It is an ever-fixed mark That looks on tempests and is never shaken; It is the star to every wandering bark, Whose worth’s unknown, although his height be taken. Sonnet 116 上の例では、1行目の末尾と3行目の末尾で -ark という同じ音が繰り返されている。また、2行目と4行目についても、それぞれの末尾で