10月14日、サッカーの2016年欧州選手権予選、I組のセルビア─アルバニア戦が乱闘騒ぎによって没収試合となった。写真は「大アルバニア主義」を示す旗をつかんだセルビアの選手(2014年 ロイター/Marko Djurica) [ベオグラード 14日 ロイター] - サッカーの2016年欧州選手権(ユーロ2016)予選で14日、I組のセルビア─アルバニア戦が乱闘騒ぎによって途中で打ち切られ、没収試合となった。今後の処分は欧州サッカー連盟(UEFA)が決定する。 試合はコソボをめぐる両国の緊張を考慮してアウェーのアルバニアのファンなしで行われたが、0─0の前半終盤、バルカンのアルバニア人居住地域統一を目指す「大アルバニア主義」を示す旗をつり下げた飛行物体が遠隔操作によりピッチ上空に飛来。これをきっかけに乱闘が発生した。