1日数分、手当ての時間をもつ 毎日の忙しさの中で、ほんの数分でもいいと思います。いつも働いてくれている自分の体を感じとる時間を持ちましょう。そしてリチュアル(お作法)を行います。リチュアルとは、これをすれば自分の考えが切りかえられる行動様式です。 最もおすすめなのが、自分の体に手をあてる「手当て」という方法です。体に手を当てると、手のぬくもりが体に伝わり、体は自分の体だけど、自分だけがつくっているわけではなく、空気を吸ったり、水を飲んだりして、自然とつながってできていることを実感できます。それだけでなく、今の時代という横の脈ともつながっているし、先祖からつづく縦の脈ともつながっていることがわかる。そして、そんな体が元気であることに感謝し、自分という存在が、自分が思うよりももっと大きな存在であることに気づきます。これは立派な瞑想です。 手当てのやり方としては、まず手が冷たければ、両手をすり合