[東京 28日 ロイター] - 上場後わずか2カ月半で業績予想を黒字から赤字に修正したゲーム会社gumi の混乱をきっかけに、新規株式公開(IPO)で投資バブルへの懸念が深まっている。同社は27日、希望退職や資産売却も発表、ベンチャー企業が実力以上に「厚化粧」されているという投資家の警戒心に油を注いだ。アベノミクスによる緩和マネーの流入を当て込んだIPOラッシュの中で、市場のゆがみを指摘する声も広がっている。 <値決めの妥当性に疑問の声> gumiが収益拡大を掲げて東証一部に上場したのは昨年12月18日。3カ月も経たないうちに起きた業績予想の赤字修正で、同社の株価は一時1282円まで下落した。現在も1600円近辺と、公募価格の半値近くの水準で推移。27日に打ち出した100人程度の希望退職者の募集と一部のブラウザー資産の売却により、同社の業績予想はさらに修正される可能性がある。 同社は淘汰の
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く