恥ずかしながら、普段新聞を殆ど読まない。届いた新聞の1面をチラッと見るぐらいで、最近はテレビも殆ど見なくなったため、テレビ欄すら殆ど見ることがなくなってしまった。 まあ、たまに気になるニュースが出ていると、ちょこっとだけ読むことはあるけれど、チラシと惰性で取っているようなものかもしれない。 しかし、今日の新聞の1面には秋田の事件のことと村上ファンドのことが大きく書かれていたのだが、そのすぐ下の記事に私は最も衝撃を受けた。 以下をまず読んでみてほしい。この記事の書き出しの部分だ。 学生たちが教室で鉛筆を走らせている。配られた紙に、ひらがなが羅列されている。 <ながねんにわたってはぶらしをまよこにうごかすはみがきをつづけているとしにくにちかいぶぶんがくさびじょうにすりへって……> 課題は、句読点を補って「漢字かな交じり文」に直すこと。辞書の使用は許されている。机の上には国語辞典のほか、辞書機能