「もうおねがいゆるしてゆるしてください」。東京都目黒区の船戸結愛ちゃん(5)が3月に死亡した事件で、警視庁は6日、父親の船戸雄大容疑者(33)を保護責任者遺棄致死の疑いで再逮捕し… 続きを読む
高山裕太くん、自殺事件の経緯 2005年12月6日に、長野県立丸子実業高校の一年生で、バレー部員だった高山裕太くんが自宅で自殺する。 裕太くんの母親のさおりは、自殺の原因はバレー部内でのいじめと校長、担任の発言、監督責任にあるとして、長野県、高校、いじめの加害者とされた生徒とその両親を相手どって訴訟を起こす。 また校長個人を、名誉棄損と殺人の罪で刑事告訴する。 ここまでの事実を聞くと、また強豪運動部内でのいじめとそれを隠蔽する学校によって、犠牲者が出たのかと思う事件だが、実はこの事件には驚くべき経緯があった。 裕太くんは学校内のいじめではなく、母親の長年にわたる虐待、「母親からのいじめ」とも言えるものが原因で自殺したのではないかという疑いが出てくる。 本書では、裕太くんが自殺する前から周囲を驚かせ悩ませていた、母さおりの姿が描かれている。 裁判の結果は、学校側のほぼ全面勝訴 この事件は民事
配偶者に無断で子どもを連れて別居・離婚をしようとすることを禁止しようとする親子断絶防止法が、国会に提出されるかもしれません。別居する親との面会交流を、子どもと暮らす親に責任づけています。また附則で共同親権や子どもの居場所の特定などまでが入っている一方、DV(家庭内暴力)に対しては「配慮する」という文言があるだけ。各方面から、不安の声があがっています。 世界的には共同親権や面会交流をめぐってDVの問題が噴出し、むしろこれを再考・制限する方向に動いているなかで、なぜ日本は逆行する動きをしているのでしょうか。オーストラリアをはじめとする外国の家族法に詳しい福岡大学法科大学院教授、小川富之先生にお伺いしました。 ーオーストラリアでは、親子断絶防止法に似た法改正があったと聞いています。まず紹介していただけますか? オーストラリアでは、直近で、2回の法改正がありました。まず最初は2006年の法改正。こ
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