「平和の俳句」は、本紙が読者の皆さまから「平和」を自由な発想で詠んだ句を募集し、入選句を紙面に掲載して伝え合う〝軽やかな平和運動〟です。今年で10年目を迎えました。戦後70年の2015年1月1日から17年末まで、毎日掲載しました。この3年間の応募総数は13万1288句に及びました。毎日の連載終了後も再開を望む声をいただき、18年からは夏の特集という形で復活、継続しています。また21年3月には「平和の俳句 東日本大震災10年」も掲載しました。 「平和の俳句」誕生のきっかけは、14年の終戦の日に掲載した俳人の金子兜太さん(18年2月に死去、享年98)と、いとうせいこうさんによる対談でした。 当時、<梅雨空に「九条守れ」の女性デモ>という俳句が、さいたま市の公民館の月報に掲載を拒否された「九条俳句」問題があり、2人は戦前の新興俳句運動に対する弾圧事件に重ねました。戦争に向かう時代の空気に抗(あら
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