部下の次男である小学1年の男児(6)を床にたたきつけてけがをさせたとして、千葉県警市川署は9日、傷害の疑いで同県市川市南大野、建設会社「T.s life」社長、永橋文明容疑者(42)を逮捕した。「叱るつもりだった」と容疑を認めている。男児は頭の骨を折る重傷。 逮捕容疑は8日午後8時半ごろ、永橋容疑者方の居間で、男児の髪の毛をつかみ複数回、床にたたきつけてけがをさせたとしている。 同署によると、永橋容疑者は当時、男児の30代の父親ら部下数人と自宅で酒を飲んでいて、男児は母親と一緒に父親を迎えに来ていた。永橋容疑者がふざけてプロレス技の「4の字固め」をかけたところ、男児が痛がり永橋容疑者の顔をたたいたため暴行に及んだとみられている。男児の父親は「突然だったので止められなかった」と話しているという。 男児が嘔吐(おうと)したため帰宅後、父が119番通報した。