本を裁断してスキャナーで読み取り、電子文書化すると、iPadなどの端末で紙の本のようにページを指でめくりながら読むことができる=中里宏撮影 五月に国内販売され人気となっている米アップル社の新型マルチメディア端末「iPad(アイパッド)」の利用者が、蔵書をイメージスキャナーで読み込みiPadで持ち歩く動きが広がっている。これに伴い、一般利用者から手数料を取って本の電子文書化を行うスキャン代行業が盛況だが、日本書籍出版協会(書協)=理事長・相賀昌宏小学館社長=は「著作権法違反の懸念がある」として業者への法的対応を検討している。 (社会部・中里宏) iPadは出版社が販売する電子書籍のほか、出版物をスキャナーで読み込んで電子文書に変換すれば、画面で本のようにページをめくりながら読むことができる。大手スキャナーメーカーは「個人向けスキャナーの五、六月の販売台数は一・八倍の伸び。iPad効果だ」と話
文部科学省は12日、法人化した国立大86校と四つの大学共同利用機関の2009年度決算について、利益総額が前年度より176億円減り、計595億円になったと発表した。このうち経費削減など経営努力による利益は183億円減の199億円。 研究のための外部資金獲得や付属病院収入が増えて経常収益は508億円増加したが、診療器具や薬代などの経費などがかさみ経常費用も841億円増え利益が減った。 43ある付属病院など診療施設の利益総額は前年度より91億円減の295億円だった。 国立大が法人化した04年度から09年度までの第1期中期目標期間の財務状況の推移を見ると、経常収益では競争的資金の増加が目立ち、経常費用では教育経費、研究経費、診療経費が一貫して伸び続けた。
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