ずば抜けた存在感と心地よさを兼ね備えた歌声で、同業ミュージシャンたちからも絶えずラブコールを受け続ける土岐麻子。5月26日にリリースとなる最新作『乱反射ガール』は、伊澤一葉(東京事変)、いしわたり淳治、奥田健介(NONA REEVES)、川口大輔、G.RINA、さかいゆう、桜井秀俊(真心ブラザーズ)、森山直太朗、渡辺俊美(TOKYO No.1 SOUL SET / THE ZOOT16)、和田唱(TRICERATOPS)といった豪華ミュージシャンたちが参加した、麗しきポップ・ソングが満載の傑作だ。ドコモやユニクロといった大企業のCMソングにも次々と抜擢され、いまや「声のCM女王」との呼び声も高い彼女だが、プロとして活躍を始めたきっかけは、まさかの大学留年。波瀾万丈の音楽歴からニュー・アルバムまで、たっぷりと語ってもらった。 (インタビュー・テキスト:タナカヒロシ 撮影:柏井万作) テレビの