あれれ、四段活用とそっくりじゃん!と思った人も多いはず。 だけど、よーく見てみると、大事なところが違うでしょ? そう肝心要の基本形、終止形が「あり」とi音にっているのだ。 そもそも、動詞というのは「ウ段音で終わる」というのが ひとつの定義だったのだけど、このラ行変格活用だけは別。 終止形が「り」で終わっていて、とても四段の仲間には入れられない。 故に、ラ行で活用する変わった活用という意味で ラ行変格活用と言うのだ。 変格活用というのは、正格活用のようにきちんとした決まりが無い 活用のことを言う。 それ故、数も少ない。覚えるが勝ち、だね(^^; ラ行変格活用は、 あり・をり・侍り・いまそかり の四つだけ。さっさと覚えちゃおう。 「あり」は現代語の「ある」 「をり」は「おる(いる} つまり、どちらも存在を表す動詞だ。 「侍り」は「あり・をり」の丁寧語で