2024-07-13「大吉祥寺.pm」の発表資料です。 参考となる情報にはPDF中からリンクをしていますが、資料中のリンクは Speaker Deck 上ではクリックできないので PDF をダウンロードしてご覧ください。
![Linux コンテナの歴史を追うとコンテナの仕組みがわかる / Dai Kichijoji pm](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/25fe52a092768437f70ad8aa862b8b9e912a6b74/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ffiles.speakerdeck.com%2Fpresentations%2F310cddf29ea24ef48a726e553546da82%2Fslide_0.jpg%3F30966131)
構築する開発環境について ここで構築する開発環境は次のようなものを考えています。 仮想化ソフトウェア (Hyper-V + WSL2 + VirtualBox) コンテナソフトウェア (Docker Compose + Docker Engine) 開発エディタ (Visual Studio Code ) バージョン管理システム (Git + Git for Windows + Forgejo) CI/CD (githooks or Gitness or Woodpecker CI or GitBucket + gitbucket-ci-plugin or Jenkins) Intel N100 ミニ PC の特徴は低価格でありながら、仮想化機能を備えており、VirtualBox や Hyper-V といった仮想化ソフトウェアを動作できることが大きな魅力です。メモリ 16GB で SSD
案外成功方法より失敗集のほうがタメになりそう. ところでhost名がtaihaなのは安定性に関係ないです!!
めちゃくちゃ良い記事でした。 「OSS は使っていることを公言するだけでも貢献になる」と songmu さんが言っていたので、私も貢献したいと思います。 僕も貢献したいのでよく使うコマンドラインツールを紹介していきます。 特定のプログラミング言語等に依存するツールは省いています。 actionlint - GitHub Actions の Workflow ファイルの静的検査 GitHub Actions の Workflow ファイルの静的検査ツールです。 かなり精度が高く、色々な設定ミスを検知してくれます。 エラーメッセージも見やすくて助かります。 aicommits - コミットメッセージを自動生成 変更内容を元に自動でコミットメッセージを AI が生成してくれるツールです。 コミットをする前にちゃんと確認してくれるのも安心感があって良いです。 cLive - ターミナル操作を自動化
弊社Nucoでは、他にも様々なお役立ち記事を公開しています。よかったら、Organizationのページも覗いてみてください。 また、Nucoでは一緒に働く仲間も募集しています!興味をお持ちいただける方は、こちらまで。 シェルスクリプトの世界へようこそ! シェルスクリプトって何? シェルスクリプトは普段 Bash などのシェルで実行しているコマンドを並べて、まとめて実行できるようにしたものです。ファイルのバックアップ、ログファイルの解析、システムのセットアップなど、ターミナルで行っていた一連の作業をまとめてシェルスクリプトに記述することで、シェルスクリプトを実行するだけで自動的に一連の作業を終わらせることができるようになります。また、シェルスクリプトはファイルに保存することになるため、再利用するのも簡単になります。 シェルスクリプトで使うコマンドの多くは UNIX コマンドになると思います
はじめに set -o pipefail は POSIX で標準化されているシェルオプションです。パイプラインにおけるエラーを確実に検出するために、シェルスクリプトでは基本的に使うようにしましょう。 某コメントより “set -o pipefail は標準化されました” っていってここ何年かの標準化を無邪気に正当化できるのいいなと思う(目の前のターミナルを見ながら) どのシェルを今使っているのか聞きたいですね。商用 Unix を含む主流の環境で、すでに何年(十数年、数十年)も前から set -o pipefail は実装済みなんですが? おそらくシェルの事をよく知らないで言ってるのでしょう。私は標準化の有無は関係なく実際のシェルのことを調べ尽くして言ってるわけで無邪気に正当化とか失礼な話です。標準化とか気にしてるから何年(十数年、数十年)も前に実装された便利な機能が使えないんですよ。自業自
0 issue "letsencrypt.org" 0 issuewild "letsencrypt.org" 0 iodef "mailto:yourmail@example.jp" §OS再インストール さくらVPSのコントロールパネルから、OSを再インストールするサーバを選ぶ。 www99999ui.vs.sakura.ne.jp §OSのインストール操作 Ubuntu 22.04 LTS を選ぶ。 OSインストール時のパケットフィルタ(ポート制限)を無効にして、ファイアウォールは手動で設定することにする。 初期ユーザのパスワードに使える文字が制限されているので、ここでは簡単なパスワードにしておき、後ですぐに複雑なパスワードに変更する。 公開鍵認証できるように公開鍵を登録しておく。 §秘密鍵と公開鍵の作成 クライアントマシン側で生成した公開鍵を ~/.ssh/authorized_k
はじめに find コマンドの使い方は、ざっくり調べただけではよくわからんとなりますが、見逃しがちなルールを知れば簡単に理解できます。find コマンドに限りませんが使い方を調べるのが面倒だからと曖昧な理解で使うと逆にもっと分からなくなって時間がかかります。急がば回れ、理解して正しく使ったほうがシンプルで楽で簡単です。この記事では find コマンドの使い方を理解するために必要なルールと使い方の実践的な知識をまとめました。 Q&A(?): -type や -perm の説明はしないの? ⇒ それらはドキュメントを読むか検索すればすぐにわかることで難しいポイントではありません。重要なのは基本のルールを理解することです。 関連記事 POSIX 準拠のシェルスクリプトでは find | xargs よりも find -exec {} + を使うべき! 移植性の話はこちら ⇒ findコマンドのオ
理由 びっくりした。対話シェルで実行してパフォーマンス測定すると何故かめちゃくちゃ時間がかかる。これではデータにならない。 追記 よくよく考えたらパフォーマンス測定だけの問題ではなく実際に遅くなるのだから、対話シェルから「このようなコード」を実行してはいけないということを意味しています。「このようなコード」がどのようなコードなのか発生条件はまだ特定できていませんが、少なくともシェルスクリプトにしていれば問題は発生しません。また bash 以外のシェルでも問題は発生しません。 検証結果が気になった方は、ぜひ試してみて、この話を広めてください。 証拠 実行環境: Ubuntu 22.04.3 LTS、bash 5.1.16
FizzBuzzFS FizzBuzz問題といえば定期的にSNSで話題になっては変な解法が発明されることでおなじみですが(?)、ファイルシステムを使った事例が見当たらなかったのでやってみました。 まあ見ての通りというか…… /mnt/FizzBuzz に FizzBuzz.txt(8エクサバイト)があって、FizzBuzzが書いてあります。 どこまでも…… 容量の続く限り…… 以上!!!!!!! 技術解説 FUSE FUSE(Filesystem in USEr space)というソフトウェアを使うことで、簡単に新しいファイルシステムを実装することが可能です。 Rustにおいては、fuse crateの更新が停止した結果フォークが複数存在するようですが、利用者数と更新頻度的にfuser crateを使うのがよさそうです。 FileSystem traitが実装された値をmount2関数に渡
はじめに ITの世界で「低レイヤ技術」と呼ばれるものがあります。明確に定義されているわけではありませんが、アプリケーションのような直接エンドユーザに触れる部分ではなく、しかもなるべく生のコンピュータに近い部分、たとえばOSカーネルやコンパイラ、CPUを開発する技術などがあります。これらの技術に明るい人はそうそういないのですが、「やってみたい」という根強い人気があります。 学生のかたでもセキュリティキャンプなどで実際にある程度身につけてしまうような人もいます。そしてますますこの手の技術に趣味としてのめり込んでいって楽しくなる…というところまではいいのですが、「ではこの技術を会得した先に何があるのか」と不安になる人も多いようです。とくに学生さんの場合は「低レイヤ技術を使って今後なんらかの仕事をして生きていけるのか?」といったことが気になるようです。今日もそのような話を少し耳にしたので、自分の経
この中で私が特に気に入ったコマンドは dateround です。次点は dategrep です。この二つは特に強力で、awk やその他のコマンドを使って日時をこねくり回すような「無駄に難解なコード」を書かずに Dateutils のコマンド群だけで大抵のことはなんでもできてしまいます。専用のことをするには専用のコマンドを作ることが重要であることを思い出させてくれるでしょう。 Dateutils の重要な特徴と使用例 大抵のコマンドは機能の説明から想像できると思いますし、公式サイトにも例があるので詳細を一つ一つ説明することはしません。その代わりに「Dateutils の使いこなしに必要な考え方」が分かるような例をいくつか紹介します。 重要な注意点ですが Dateutils はロケールをサポートしていますが、原則としてシステムのロケール情報やユーザーの環境変数には依存していません。内部にロケー
Red Hat でコンサルタントをしている菅原と申します。 この記事では、意外とあまり説明されていないような気がする Linux システムで発生するハングタスクについて少し説明したいと思います。現場のシステムでもハングタスク検知の設定がされていることが多いと思いますが、ハングタスクとは何なのかを正しくご理解いただくことで、ハングタスク検知を行う目的が明確になること、また、実際の障害事例もご紹介することで、通常あまりハングタスクと関連づけて考えないような設定でもハングタスク発生につながる場合があることを知っていただき、少しでもシステム管理や障害の理解、障害対応などのお役に立てれば幸いです。 なお、この記事では RHEL のみを対象に書いていますが、他の Linux ディストリビューションにも適用される内容と思います。 ハングタスク (hung tasks) とは ハングタスクとは読んで字のご
Linuxにおけるデバイスファイルはデバイスをファイルという概念を通して扱えるようにしたものです。デバイスファイルは通常のファイルと同様に読み書きを行うことができます。しかし実際には、その読み書きはデバイスドライバを通じてデバイスの制御に変換されます。 この記事では、デバイスファイルへの読み書きがどのようにデバイスの制御に変換されるのかを説明します。デバイスファイルはデバイスドライバとファイルの2つのコンポーネントに依存したものであるので、最初にデバイスドライバ、次にファイルについて説明し、最後にデバイスファイルがどのようにデバイスドライバと結び付けられるかを解説します。 この記事の内容は主に詳解 Linuxカーネル 第3版及びhttps://github.com/torvalds/linux/tree/v6.1によります。 目次 デバイスドライバ デバイスドライバの実例 read_wri
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