覚醒剤を使用したとして歌手のＡＳＫＡ（本名・宮崎重明）容疑者（５８）が逮捕された事件で、警視庁が本人から通報を受けて２５日に自宅で事情を聴いた際、ろれつが回らない状態だったことが捜査関係者への取材でわかった。ＡＳＫＡ容疑者は容疑を否認しているが、警視庁はＡＳＫＡ容疑者が直前まで覚醒剤を使用していた可能性があるとみて２９日午前、自宅の捜索を始めた。 組織犯罪対策５課によると、ＡＳＫＡ容疑者は２５日夜、「盗撮されているので確認してほしい」と自ら１１０番通報。碑文谷署から応援要請を受けた薬物担当の捜査員らが自宅を訪れ、ＡＳＫＡ容疑者と妻から居間で事情を聴いたという。 捜査関係者によると、ＡＳＫＡ容疑者は「監視されている」「盗聴されている」と説明。捜査員が室内を調べたが盗聴器などは見つからなかった。ＡＳＫＡ容疑者はそれでも同じことを繰り返したといい、言葉は不明瞭でろれつが回らない様子だったとい