ことしも残すところ1か月となり、毎年多くの参拝者が初詣に訪れる千葉県の成田山新勝寺では、本堂の前に飾りつけて参拝者を迎える大しめ縄づくりが大詰めを迎えています。 1日は境内の作業所で、寺の職員たちが、長さおよそ1メートル50センチのわらの束を、大しめ縄の芯となる木の棒にくくりつける作業を進めていました。 成田山新勝寺の大しめ縄は五穀豊じょうを願って江戸時代に作られるようになったとされ、「照範(しょうはん)じめ」と呼ばれる稲穂をつるしたような独特の形が特徴です。 地元の農家から仕入れた2500束のわらが使われ、完成すると長さ6.6メートル、重さは200キロになります。 作業は12月下旬まで行われ、25日に本堂の前に飾りつけられる予定です。 寺の職員の秋葉文夫さんは「ことしは天候不順でよいわらを探すのが大変でしたが、手間をかけて選びました。参拝者に気持ちよく新年を迎えてもらうために残りの作業も
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