この「レーザーを動力源とした推進システム」の原理は次の通り。重水素あるいは三重水素といった水素の放射性同位体が入った燃料ペレットをエンジンの空洞部分に送り込み、1本以上の高強度自由電子レーザーをこのペレットめがけて照射する。ペレットは一瞬で蒸発し、核融合反応が起こる。そして副生物の水素やヘリウムが、空洞内部のパラボラ状の隔壁に高速で衝突。いずれもエンジン後方にまっすぐ跳ね返されることから推進力が生まれる(図参照)。 この隔壁はウラン238でコーティングされていて、そこに核融合で生じる高エネルギーの中性子がぶつかると膨大な熱が発生する。そこで、隔壁の周囲に循環させる冷却液でその熱を回収し、これを熱源としてタービンで発電することで、レーザーのエネルギーに再利用する。 ふむ。 核融合だけではなく核分裂も使うわけか。 なかなかにアブなげなシステムではあるな。 United States Paten
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く