梅雨時期に高さ約30センチまで成長したニオウシメジ=9日午後1時すぎ、那覇市松尾の県庁前通り(金良孝矢撮影) 那覇市松尾の県庁前通りで昨年切り倒されたホウオウボクの切り株に高さ約30センチの巨大なニオウシメジが自生している。 赤い花が咲くサンダンカのそばで9日、一株に30ほどのかさがつき、歩行者の目を引いていた。 県農林水産部森林資源研究センターの伊藤俊輔主任研究員によると、ニオウシメジは梅雨時期に発生するが街の中で見られるのは少ないという。「胞子が飛んできたか、サンダンカの腐葉土に混じっていたのだろう。高さがかなりある」と驚いた様子で説明した。