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内田樹に関するkyfujitaのブックマーク (3)

  • 「腹の読めないおじさん」から「のっぺりしたリーダー」へ - 内田樹の研究室

    毎日新聞の取材で「リーダー論」について訊かれる。 どういうリーダーがこれから求められるのか、というお話である。 大阪のダブル選挙に見られたように、時代は「あるタイプのリーダー」をつよく求めている。 そのトレンドは仮に「反・父権制」(anti-paternalism)的と呼ぶことができるのではないかと思う。 このトレンドは個別大阪の現象ではなく、日社会全体を覆っており、それどころか国際社会全体を覆い尽くしているように見える。 かつて国際政治の立役者たちは「父」たちであった。 ヤルタ会談に集ったルーズベルト、チャーチル、スターリンの三人が図像的に表象していたのは「あらゆることを知っており、水面下でタフな交渉をし、合意形成に至れば笑顔を見せるのだが、そこに至る過程での熾烈な戦いと、そこで飛び交った『カード』についてはついに何も語らない父たち」である。 「父」たちの特徴は「抑制」と「寡黙」である

    kyfujita
    kyfujita 2011/12/30
    「のっぺりしたリーダー」達のあいだでは、公共性は構築できるんだろうか?できなければ言葉は力を失い政治は死ぬのか。
  • 「辺境ラジオ」で話したこと - 内田樹の研究室

    名越康文先生と西靖さんとのコラボ、『辺境ラジオ』の公開収録がクリスマスイブのMBSで行われた。 名越先生が最初から飛ばして、ずいぶん過激な内容となった(と書くとまるで名越先生のせいみたいだが、もちろんそれに応えて暴走したのは後の二人も同じです)。 放送は25日の25時半(というのは深夜放送の言い方)。『辺境ラジオ』はそのうち活字化される予定である(発行元は140B)。 その中でいくどか社会制度そのもののとめどない劣化(政治、経済、メディア)について言及された。 政治過程の劣化はすさまじいが、これまでそれなりに(ぎりぎり)合理的にふるまってきたように経済活動についても、ビジネスマンたちの思考は混濁し、5年10年というスパンについて見通しを述べられる状態にない。 思考停止している人間の特徴はすぐに「待ったなし」と言うのでわかる。 「待ったなし」というのは「選択肢の適否について思考する時間がない

    kyfujita
    kyfujita 2011/12/25
    「抑鬱的な気分の中で、攻撃的に口にされた言葉は事実認知的に「間違っている」のではなく、遂行的に「間違っている」のである。」
  • 教育基本条例について - 内田樹の研究室

    大阪維新の会が教育条例の素案をまとめた。 知事・市長による教育目標の設定や教育委員の罷免権など、教育委員会に対する政治主導を明記したほか、校長による教職員への権限強化など組織管理の徹底も打ち出している。 その趣旨は基条例の冒頭に示されている。 「教育行政からあまりに政治が遠ざけられ、教育に民意が十分に反映されてこなかったという不均衡な役割分担を改善し、政治が適切に教育行政における役割を果たし、民の力が確実に教育行政に及ばなければならない」。 教育の独立性についても、従来の教育現場からは違和感のある理解が示されている。 「教育政治的中立性や教育委員会の独立性という概念は、従来、教育行政に政治は一切関与できないかのように認識され、その結果、教員組織と教育行政は聖域扱いされがちであった。しかし、教育政治的中立性とは、来、教育法(平成18年法律第120号)第14条に規定されていると

    kyfujita
    kyfujita 2011/11/03
    政治と市場は子供たちに「成熟しないこと」を要求する。
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