「あなた責任取れるんですか!」 昨春、初めて国会で加計(かけ)学園問題を追及した野党議員に、安倍晋三首相が発した一言だ。それから約1年。何かと「責任を痛感する」「うみを出す」と繰り返す首相の姿はもう見飽きた。空虚な言葉が覆う国の未来を識者と考えた。【吉井理記】 膿(うみ)出すと言ってる人がウミの親 5月19日付の本紙朝刊「仲畑流万能川柳」に取り上げられた句である。 確かに、安倍首相は「うみを出す」というフレーズがお好みのようだ。調べたら、森友学園問題に絡む財務省の公文書改ざんが明らかになった今年3月から5月末までに七つの会議・審議で16回、この言葉を繰り返していた。ちなみに「責任を痛感しています」も13の会議や審議で23回連発していた。
人の成長期には体を作るための支出が必要ですが、中高年になると今度は健康維持・体の補修のための支出が必要になります。もし、体の維持補修の費用を惜しめば、QOLが低下して早死にする人が続出するでしょう。 国の経済も同じで、成熟期になると資本ストックを維持補修する投資の必要性が増大します。 しかしながら、橋本政権以降、日本政府はほぼ一貫してインフラストラクチャーへの投資を削減・抑制しています。 人間に例えると、 成長期は終わったので能力増強投資は不要 メンテナンスしても劣化は止められないので無駄 という論理ですが、このような「ケチ」は政府に限ったことではありません。 マンションの大規模修繕では、「自分が生きている間はなんとかなるから、死後のためにカネを払うのは無駄(もったいない)」と抵抗する老人がいるそうですが、このような意識が集団化・巨大化したものが、公共事業の削減を狂喜して支持する世論という
www.nikkei.com もうタイトルの一行で終わってしまうんだが。 日本の都市ではM6~7の地震がどこでも起こりうる。 原発は地震に弱い。 いや、何重にも対策がなされていることは知っている。だが、地震によってどのような事態が起こりうるか、ということについて、まだまだ予測不可能な部分、もしくは予測してしまうと経済的に不都合が生じるので見ないふりをする、というのがあるからだ。 フクシマ以前にも、柏崎刈羽でもそうだった。 「予測してしまうと経済的に不都合が生じる」というのは、おそらく一人の命を奪ったブロック塀も、同じような事情から放置されていたのだろう。 それでも「対策」とやらをしたいのなら、いっそ地球が砕けても壊れないくらいのレベルの原発を作ったらいい。 結局、どうしたって採算が合わないのだ。 見ないふり アーティスト: シロッコ 出版社/メーカー: INSIGHT SCOPE 発売日:
ミスター緩和マネーこと松尾匡が通貨制度について無茶苦茶な解説をしているにも関わらず、一部には人気のこの本(⇩)ですが、 そろそろ左派は〈経済〉を語ろう――レフト3.0の政治経済学 作者: ブレイディみかこ,松尾匡,北田暁大出版社/メーカー: 亜紀書房発売日: 2018/04/25メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (5件) を見る まずはそれ以外の点について検証します。 松尾 ケインズ自身は第二次大戦中に亡くなってしまうのですが、*1 ケインズが死去したのは1946年4月21日です。*2 松尾 実は、需要側から経済というものを考えようとしたケインズの経済学自体、そもそも天井の成長がもうないという低成長の時代を想定してつくられた経済モデルなんですよね。*3 彼は、戦後になって資本主義の大高度成長時代がやって来るなどとは夢にも思っていなくて、英国はもうこれで経済成長は終わり
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く