アボカドは南アメリカが原産とされるクスノキ科の植物の果実で、酸味や甘味はなく、ねっとりとした食感が特徴です。国内では皮がゴツゴツしていて熟すにつれて黒くなる品種が多く見られますが、色が緑色のままのものや1kg以上にもなる大型のものなどさまざまな種類があります。 そんなアボカドには、おもに次のような栄養素が多く含まれています。 ・ビタミンE ・ビタミンK ・葉酸 ・パントテン酸 ・銅 これらには、血管の健康維持や老化を防ぐ、出血を止めたり骨を強くする、正常な細胞をつくる、脂質や糖質をエネルギーに変える、免疫力を高めたり貧血を予防する、などといった働きが期待できますよ。 そのほか、アボカドに多く含まれる栄養素には脂質があります。脂質の中でも、不飽和脂肪酸という種類の割合が高く、その中には健康効果が高いことで知られるオレイン酸、リノール酸や、α(アルファ)リノレン酸などが含まれているのです。 そ