LA発のセレクトショップ「キットソン(kitson)」が、現地時間10日に全米の全事業を終了させることを発表した。現在、ブランドはカリフォルニアを中心とするアメリカ全土の17店舗とECサイトの「shopkitson」の閉鎖に向けて事業整理を行っている。 2010年に日本初の路面店オープン 沢尻エリカが55万円お買い上げ 「キットソン」は、2000年3月にロサンゼルス・ビバリーヒルズのロバートソン・ブルーバードに第1号店を出店して以来、リンジー・ローハン、パリス・ヒルトンなどのセレブ愛用ブランドとして急成長。しかしここ数年ではブランド全体の売上が減少し、現地メディアのCalifornia Apparel Newsによるとブランドは2013年に投資会社から1500万ドルの借り入れを行ったり、今年の夏にも倒産を回避するための投資を受けて負債の返済に充てるなど、厳しい経営状況が続いていたという。