アンニュイな夏。引っ越しが終わって2週間が過ぎ、オリンピックやら高校野球を楽しみながら、毎日、ダラダラと過ごしている。 日暮熟睡男(ひぐらしねるお)が起きた頃かなと、どうでもいいことを考えながら、あずきバーをしゃぶっているとふと気が付いた。 ワイ、不眠症が治っている。。。 話は10年ほど前のトリノオリンピック(2006)で荒川静香がイナバウワーを決めて金メダルを取った頃まで遡る。当時、ワタクシはサラリーマンとして地獄の日々を送っており、夜中に社宅の廊下で、意味なくイナバウワーをしていた。 早い話が精神的に参っていて不眠症だった。その社宅では3人に1人は精神を病んでいたので、夜中によく奇声が聞こえてくるキケンな所であった。 限界を超えて、工場のフォークリフトで会社から脱出して、精神的には回復したが、不眠症は抱えたままであった。その後、何度か転職したが、過度にストレスがかかると不眠になるため、