6月13日に開幕したW杯はベスト8が出そろった。グループステージを1位で突破した国が全て勝ち上がるなど、今大会を通じて力を発揮しているチームが舞台に残っている。そこで今回は、準々決勝を前にここまでのデータを簡単に振り返りたい。 まず、図1にはグループステージを突破した16チームのA3rd(アタッキングサード)とM3rd(ミドルサード)でボール奪取をした回数を載せた。濃い青のグラフで表示された国が、ベスト8に勝ち上がったチームを示している。総じて突破したチームの方が高い位置でボールを奪えていたことが分かるだろう。また、図中にはないが、A3rdでタックルをした回数を90分換算した値で見ると、3.9回のアルゼンチンを筆頭に、ブラジル、ドイツ、オランダと続く。 また、図2にはボールを奪ってから10秒未満でシュートへつなげた数と割合を示した。シュートへつなげた数が多いのは、ブラジル、アルゼンチン、フ
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