ハンバーガーやポテト、また牛丼など、安くて速く簡単に提供される食事のことを、放送や新聞などでは『ファストフード』といいます。放送で使う外来語にはある程度決まりがあって、【速い、短時間】という意味の「fast」は『ファスト』。【一番】の意味「first」は『ファースト』と発音、表記することとなっています。外食産業の専門誌、研究者も古くから『ファストフード』を使ってきました。しかし、この業界が日本に参入した1970年代当初から、一般的には『ファーストフード』と言う人が多かったようなのです。国語辞典の見出しもほとんどが『ファーストフード』で、NHK放送文化研究所が行った平成14年度の調査でも、72%の人は『ファーストフード』を使うという結果だったのです。一般的には『ファーストフード』なのに、放送や新聞で『ファストフード』と言うことに違和感を覚える人も少なくないですよね。ただ今回、街頭インタビュー