優秀なヘアデザイナーは、「読み取る力」に長けている。 さまざまな条件から的確に答えを引き出し、 イメージをデザインに落とし込み、 ライフスタイルにフィットしたデザインを提案する。 その発点となるのが、「カウンセリング」。 髪質を知り、履歴を知り、好みを知り、こだわりを知る。 テイストを知り、性格を知り、ライフスタイルを知る。 技術に長けていても、気分を汲み取れなくては、 お客さまが満足するヘアスタイルは提案できない。 その意味では、この最初の数分間にすべてがかかっているといっても過言ではない。 カウンセリングは、お客さまとの深い深いコミュニケーション。 技術プロセス、フィニッシング、アフターカウンセリング、会話の内容。 最後のお見送りの瞬間までもが、カウンセリングと深くリンクする。 トップスタイリストがそれを証明してくれる――それでは、サロンワーク、実況中継!!