認知症というと「アルツハイマー」という言葉をよく耳にするのではないかと思います。 おそらく、子どもでも知っているというくらい周知されている言葉です。 アルツハイマー病を原因とする認知症は認知症の中でも約50%を占め、認知症の中では一番多いタイプです。 しかし、実際にどのような症状が出るのか、というのはあまり知られていません。 認知症というだけで、何もこの人は理解していないと誤解され、本人を傷つけてしまったり、そのことによって逆に対応を難しくさせたりしてしまっていることも現実にはあります。 アルツハイマーについてまずは正しく知っていきましょう。 アルツハイマー病と認知症の違いについて まずは言葉を整理しておきましょう。 認知症には大まかに4つのタイプがあります。 その中の一つアルツハイマー病という病気によって引き起こされるのがアルツハイマー型認知症と言われるものです。 認知症は脳の中にできる