2013-09-11 トイレの住人は救世主?次の救世主は君だ。 日記 雨上がりの虹は雨の後だから美しい。美しいものは美しくないものによって、より美しさが引き立てられる。 例えば、急に便意をもよおしたとしてトイレにいく。しかし先客がおり、つらい思いをしたことがある人は僕だけじゃないだろう。力むアヌス、流れ落ちる脂汗。そして他者に弱みを見せない平常心。割り込みをされないように「次は僕だ」と虚勢を張る。 全ては自分の意志の力のみが頼りだ。排他的な何かによって、自分の意思が負けてしまえば、尊厳という大事なものを失ってしまう。僕のように過去に尊厳を失い、その尊厳なんて虚像ということがわかっていても、しばしばその尊厳を守ろうとしてしまうんだ。 スタートをきるレーサーのように、僕達はドアノブの赤が晴れた日の青に変わる瞬間を待ちわびる。そして念じるのだ。青に変わるのを。 仮にトイレットペーパーの音でもない