25日締め切りの原稿を仕上げて、ほっと一息。今回の連載は、「上海の食の安全」について書いてみました。この連載は日本の飲食店の業界紙向けなので、読者の大半は飲食業関係者。儲けだけでなく、食の安全についても十分に考えてほしいという願いをこめて執筆しました。 このネタを書こうと思ったのも、11月にさんざん取り上げられたイシヒラメ(多宝魚)事件の抗生物質発覚がきっかけです。この事件も、上海だけでなく中国全国に広がる勢いです。今回は、イシヒラメが取り上げられましたが、まだまだほかの魚介類・農産物でも同じようなケースがあることでしょう。 少しでも儲けたい農民・漁民。かれらが決して口にしない食品だけに、やりたい放題のことが行われている現状。中国で生活するにあたっての新しいリスクとなるのではないでしょうか? 中国で報道された記事をちょっと析するだけでも、これだけの問題点が出てきました。 上海市民が日