ドラクエ4において、はじめてブランカの王に出会った主人公はこういわれる。 「よくぞ来た! 勇者を目指すものよ! そなたもまた世界を救うため 旅をしているのであろう。」 これはドラクエ3の勇者についての不自然さを解消するものであったとされている。不自然さとはすなわち、「勇者に対する王の支援が少なすぎる」ことや、「行く先々で勇者とよばれる(または勇者の存在が世界中に知れ渡っている)」*1ということだ。 ドラクエ5において、クリア後のお楽しみダンジョンが追加されたのは、ドラクエ4ユーザの間で広まった風説、即ち「第6章が存在する。」*2であったとのことだ。*3 ドラクエ6において、ダークドレアムを数ターン以内に倒せば、変わりにラスボスを倒してくれるというおまけもドラクエ5ユーザの間で広まった風説「エスタークを?ターン以内で倒すと仲間になる。」*4が元であった。 ドラクエはユーザの風説に敏感だ。なぜ