アクティブラーニングは大学における学生の積極的な参加を促す授業・学習方法として期待されています。同時に、今後の社会を担う若者たちに求められる能動的な問題解決能力を涵養する機会としても効果を持つように思われます。 元来、大学は会社で役立つ人材を提供するだけの機関ではありません。社会との緊張・相互関係の中で固有の教育目標を形成しています。しかしアクティブラーニングは、両者を有機的にリンクする可能性を持つように思われます。 本シンポジウムでは、大学が行おうとする教育と、社会が求める人材について、それぞれの立場から現状を確認し、アクティブラーニングがその間をどのように結びつけられるのかを考えます。 連絡:開始時間が30分繰り上げになり13:30からの開始です。(2010.1.28)