テクノロジー : 日経電子版 いい加減「コンテンツ」という表現もどうにかならないかなと思わないでもない昨今ですが。音楽業界の危機を環境問題になぞらえるアナロジー自体はそんなに筋は悪くはないと思います。ただ、アナロジーは対応をしっかり取らないとかえって胡散臭くなってしまうんですけどね。 化石燃料を安価に無尽蔵に使えると思っていると痛い目に遭うのと同様に、音楽を安価に無尽蔵に使えると思っているとそのうちに酷い目に遭うぞ。岸氏の主張は大雑把にいえばこういう事でしょう。うん、まあそれはその通りだとは思うのだけれども。環境問題は生態系全体にかかる負荷が問題になっているのであって、音楽業界のほうの問題は供給システム…つまるところ資源の枯渇が起きるぞ!という主張になっていて微妙に前段と後段が食い違っている。便利に使いすぎると供給能力が破壊されて不毛地帯になるよ!という主張であればむしろ化石燃料よりも森林