以前からの大定番、J.M.ウエストンのローファーです。色は紺。もともとフランスの紳士靴はこの靴のように「色」に特徴があるものが幾つかあったのですが、それが世界中に一気に認められたのが、2000年からの10年でしょう。 「紳士靴のこの10年を総括する」なる大胆不敵な?企画、前回はイギリスとアメリカの靴のこの10年を採り上げましたが、いかがでしたでしょうか? 「ああ懐かしい!」と思われた方、「へーそんなもんかねぇ」と思われた方、どちらもいらっしゃるでしょう。今回はまずはフランスの紳士靴の10年から振り返ってみましょうか。 世紀が変わる頃はちょうど、日本でベルルッティが活動を始めた頃と見事に重なります。青山のお店の開店までに、約一年とじっくり時間を掛けてマスコミに徐々に情報を流してゆく、LVMHグループらしい極めて、極めて緻密なマーケティング戦略にまず驚かされ、いざ実物を目の当たりにすると、それ
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