ユーザ・プログラムの中のデータを調べる通常の方法は、 printコマンド (省略形はp)、 またはそれと同義のコマンドである inspectコマンドを使用することです。 これは、 ユーザ・プログラムが記述された言語 (異なる言語の使い方参照) による式を評価し、 その値を出力するものです。 print expr print /f expr exprは (ソース言語による) 式です。 デフォルトでは、 exprの値は、 exprのデータ型にとって適切な形式で表示されます。 `/f'を指定することで、 他の形式を選択することも可能です。 `/f'のfは形式を指定する文字です。 出力フォーマット を参照してください。 print print /f exprを省略すると、 GDBは値履歴 (値履歴参照) の最後の値を再表示します。 これは、 同じ値を異なる形式で調べるのに便利です。 データを調べる