[IT研修]注目キーワード Python UiPath(RPA) 最新技術動向 Microsoft Azure Docker Kubernetes 第64回 いまさら聞けない? VXLANの仕組みとVTEPの役割 (中井悦司) 2015年4月 はじめに 今回は、Docker環境のオーケストレーションツールである「Kubernetes(クーバーネティス)」の内部構造を紹介する予定でしたが、少しテーマを変えて、VXLANについて解説します。Kubernetesでは、コンテナ通信用の内部ネットワークを構成する際に、FlannelというツールでVXLANによるオーバーレイネットワークを用いるためです。VXLANを知らなくてもFlannelを利用することはできますが、せっかくの機会ですので、まずは、VXLANを基礎から解説しておきましょう。 VXLANの目的 VXLANの目的は、「L2 over L
taizo.hatenablog.jp 続きです。 事前準備 ここからDockerイメージを2つ用意する。 gcr.io/<project-id>/test-app1 は GET / でtest-1 OK gcr.io/<project-id>/test-app2 は GET / でtest-2 OK が返ってくるとする。 それを使ってPodをふたつ立てておく。 dev-pod1.yml apiVersion: v1 kind: Pod metadata: name: test-app1 labels: run: test spec: containers: - name: test-app1 image: gcr.io/<project-id>/test-app1:latest ports: - containerPort: 80 dev-pod2.yml apiVersion: v1
また、これらに加えてコンテナの実行やイメージの管理を行うためのDockerや、分散型設定共有サービス「etcd」も必要となる。そのほか、異なるマシン上で稼動しているコンテナ間で通信を行うためにLinuxのブリッジ接続機能や「Flannel」、「OpenVSwitch」といった仮想ネットワーク機構なども利用される。 これらのうち、apiserverやcontroller-manager、scheduler、etcdについてはクラスタの管理を行うマスターサーバーで実行されるコンポーネントとなる。また、proxyやkubelet、dockerはコンテナを稼動させる各ノード(minionとも呼ばれる)上で実行されている必要がある。 マスターサーバーとノードを分けた一般的な構成は、次の図2のようになる。なお、kubectlについてはマスターサーバー上でも、別のクライアント上でも実行が可能だ。 図2
はじめに Kubernetes を触り始めて困惑したのは、クラスタの外からどうやってアクセスするのか?ということでした。 GKE なら提供されているロードバランサを使えば良いですが、GKE に頼れない環境でも良い方法が欲しいものです。 ClusterIP はクラスタ内部からアクセスする際に使用するもので、外部からアクセスすることは意図されていませんが、 これをそのまま利用できればとても楽ができそうです。 ClusterIP へのアクセスは複数の Pod に対して振り分けられるので、Ingress や Service Load Balancer が無くてもクラスタの外に対してロードバランサを提供することができます。 調べたところ Project Calico と kube-proxy を利用するとクラスタの外から ClusterIP にアクセスできたので、やり方をまとめておきます。 テスト環
Google によるフルマネージドサービスである GKE では Kubernetes のマスタやノードのことは理解しなくとも Kubernetes の API を使って実現したいことに集中できる。 しかし、本番運用をはじめてから「なぜ動いているのかもなぜ動かないのかも分からない」というような状態ではいざという時に困る。 特に Service がどのようにクラスタの外から Pod へのアクセスを提供しているのかはブラックボックスになっていたため、今回は GKE での Service の L3(〜L4) の挙動について Kubernetes の内外を調査した。 (後で図や参照情報へのリンクを追加予定) 図解が出てきたので追加しなかった。 追記(2018年10月5日) Kubernetes Engine の Network Overview が良いのでこちらも読むと良いでしょう。この記事を書いた
Kubernetes, Docker Swarmって言葉よく聞くけど実はあんまりわかってない…というエンジニアに贈る。GKE概論Go初心者DockerkubernetesGoogleCloud はじめに この記事はGoogle Cloud Platform(1) Advent Calendar 2016とTSG Advent Calendar 2016として書かれています。(二股) GKE(Google Container Engin)はKubernetes上に構築されたDockerコンテナのクラスタ管理やオーケストレーションを行うサービスです。 僕がGKEに興味を持ったきっかけはGoogle I/O 2016 でのデモを見たことでした。 その映像を見たときは軽くドキュメントを読んだ程度だったのですが、その後メルカリに入社、ソウゾウ社に出向し、GAE/GOを本格的に使用するようになったこと
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