Tomcatの設定ファイルは、XMLで記述されたサーバの設定のためのserver.xmlと、ウェブ・アプリケーション毎に設定するweb.xmlその他が存在する。web.xmlファイルはserver.xmlが置かれているディレクトリにも存在するが、これはデフォルトとして存在するもので、これと相違する個所を各アプリケーションでオーバーライドすればよい。 web.xmlは、サーブレット仕様書にDTD(文書型定義)がきちんと定められているので、比較的理解しやすい。web.xmlのDTDは、本サイトのServlet仕様書の翻訳版の第13章に示されているので、参照されたい。しかしながら、server.xmlについてはMinimalistic User’s Guideが存在する(日本語化されたものもインターネット上に存在する)だけで、非常に分かり難い。ここでは、多少系統的に説明を試みたい。 server