勉強の時間をとにかくたくさんつくって、集中せねば!と毎日励んでいる方も多いかもしれません。しかし、何事もやりすぎは禁物かも。こと復習に関しては、ちょっとずつを繰り返していく「さらっと復習法」がオススメのようですよ。 01. 繰り返すことで得られる ザイアンス効果 今回するのは効果的な「復習」のお話。勉強には多くの方法があるものですが、どうやら1時間かけてじっくり復習するよりも、10分を6回に分けるような、数多くおさらいするやりかたの方が、心理学的にもいいのだとか。 1968年、アメリカの社会心理学者ロバート・ザイアンス(Robert Bolesław Zajonc)は、単純接触効果という理論を論文にまとめました。その内容は、接触回数を増やせば増やす程、ものごとに関する認知に変化を促すことができるというもの。 わかりやすく言うと、何かを繰り返し見ることで、次第にその物事への印象が強くなる