市場調査会社のクロス・マーケティング(東京都中央区)は、生活者の消費行動に関する潜在意識を明らかにし、販売促進に役立てる新しい手法「インサイト(洞察)マーケティング」の調査サービスに乗り出した。 小型の専用記録機器を装着した消費者モニターに買い物をしてもらい、自然と視線が向かう先や売り場をどう移動したかを克明に追跡。陳列品や値札を見ながら手に取ったり買い物かごに入れたりする“無意識”の動作について詳しく分析する。一連の反応を新商品開発や価格設定、売り場構成などのデータに生かす。 今後はセンサーを用いて脈拍数や発汗、脳波も含めた総合的な反応データと購買行動の相関関係を検討していく考えだ。 記録装置は、刻々と変化する視線の動きや現在位置を画像データ化して追うゴーグル型のカメラと、ベルトで腰に固定するウエストポーチ型の録画機器で構成。消費者モニターには購入品を大まかに指定し、一定時間内に店
前回(第7回)で、日本のインターネット利用者の多くは携帯電話でインターネットにアクセスしているため、見込み客の獲得拡大には「携帯サイト」の構築が重要であること、そして実際に、携帯サイトを見た主婦から新築住宅を受注した建築事務所の例もあることなどを紹介した。 若者や主婦、シニア層などパソコンよりも携帯でインターネットを利用するケースの多いユーザーを見込み客として取り込み、受注や成約につなげるための秘策はあるのだろうか。さらに詳しく考えてみよう。 検索エンジンの進化で向上した 携帯サイトの価値 携帯サイトを閲覧する際、数年前までどうしていたか思い出してみてほしい。携帯電話のキャリアが設定した、いわゆる「公式サイト」が携帯サイトの主流だったのではないだろうか。 パソコンでインターネットを利用する際Yahoo!やGoogleなどのポータルサイトから「キーワード検索」を行なうことはすでに一般的
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