キンドル到来で、 出版界が揺れている 先週木曜日(10月22日)朝、「キンドル」が届きました。発表後間もなく予約を入れておいたため、たぶん第1便なのだとは思いますが、出版界のいたるところで「届いた」という声が聞こえてきましたので、かなりの数が届けられたのではないかと思います。 さらに翌日には、アマゾンから「20ドル返金します」というメールが届きました。大量の注文が寄せられたため、279ドルから259ドルに値下げし、購入済みの顧客には20ドル返金するというのです。アメリカ以外の市場における電子書籍リーダーのデファクトスタンダードを狙ったアマゾンの戦略は、今のところ上々の滑り出しというところでしょうか。 もっとも「キンドル」は日本市場での電子書籍リーダー第1号ではありません。「キンドル」と同じく電子ペーパーを表示デバイスとして使用したソニーの「リブリエ」がありましたし、それ以外にも古くは8㎝C