2014年3月31日のブックマーク (2件)

  • 阿部共実『空が灰色だから』5巻。完結。まあ別にどうだっていいんだけど - From The Inside

    まあ別にどうだっていいんだけど [asin:4253217192:detail:large] 最終巻です。大好きな作品でした。最後の最後まで当に素晴らしかった。ありがとうございました。 コスプレ友情物語「不謹慎なそれ」、やる気なんてスピリチュアルなものに頼るのはやめようという高潔な寓話「おはようございます! 自分やる気あります!」、太陽目指して飛んで羽がとけてなくなるまで「飛んで落ちて死んで」、小学生男子にときめくダメフリーター「僕と交流しよう」、許されているのはずっと私の方「私を許して」、熱血弁当完ラブコメ「負けず嫌い」、コメディの裏で1人ずつ減っていく「さいこうのプレゼント」、お前っていくつだっけ?「お兄ちゃんが」、トランシーバー効果だよ「マルラマルシーマルー」、潔癖性の恋「私のルール」、金閣寺の罪と罰「歩み」。以上11編。 前半はコメディが多いのですが、その中で重いのが「飛んで落

    阿部共実『空が灰色だから』5巻。完結。まあ別にどうだっていいんだけど - From The Inside
    kyuusyuuzinn
    kyuusyuuzinn 2014/03/31
    この作品は、「異質なものを許容できない社会の偏狭さ、人間の弱さ」を徹底的に暴き出した作品だと思う。
  • なんだかよくわからないものへの賛歌――TRIGGER・中島かずき『キルラキル』 - From The Inside

    「今、わかった。世界は1枚の布ではない。なんだかよくわからないものに溢れているから、この世界は美しい」 ……言うまでもなく、『キルラキル』というアニメは、22話(圧倒的神回)で語られるこの「1枚の布」と「なんだかよくわからないもの」との対比を描いている。 鬼龍院皐月は終盤で自らのやり方が母・羅暁と同様であったことを語り、その過ちを認める。恐怖こそ自由、君臨こそ解放、矛盾こそ真理。母を打倒すべく作り上げた能寺学園を、皐月は支配によって、すなわち「1枚の布」に編み上げることによって組織化しようとした。そこに現れたのが纏流子である。流子は「なんだかよくわからないもの」である神衣・鮮血と満艦飾マコに支えられ、「1枚の布」である能寺学園と戦う。流子をも母への打倒のための戦力としようと考えていたと皐月が語るとき、同時に皐月は、彼女が作り上げた「1枚の布」であったはずの側近・四天王が、実は「なんだか

    なんだかよくわからないものへの賛歌――TRIGGER・中島かずき『キルラキル』 - From The Inside