まずはじめにいっておきたいのは『うらら迷路帖』をけなす目的でこの文章を書いているのではないということだ。おれは『うらら迷路帖』のファンではなく日常系アニメのファンで、だからこそ書いておきたいことがたくさんある。 ファンの人はたくさんいるだろうけれど、人気が出なかった作品であることはファンも認めざるを得ないと思う。なぜ商業的な失敗をしてしまったのかを可能なかぎり客観的に書くことがこの文章の目的だ。 作品の概要『うらら迷路帖』は2017年の冬クールにアニメ化された作品で、原作はまんがタイムきららミラクに連載されていた四コマ漫画だ。 同じクールにやっていた『けものフレンズ』に話題をかっさらわれたばかりか、『この素晴らしい世界に祝福を! 2』『幼女戦記』といったなろう系の注目作、『ガウリールドロップアウト』『亜人ちゃんは語りたい』『小林さんちのメイドラゴン』といったファン層がかぶりそうな作品などが
こんにちは。 北品川藤クリニックの石原です。 今日は水曜日なので、 診療は午前中で終わり、 午後は別件の仕事で都内を廻る予定です。 それでは今日の話題です。 今日はこちら。 医療系の研究者の前歴のある著者による医療ミステリーで、 第15回の「このミステリーがすごい!」大賞受賞作です。 「余命半年の宣告を受けたがん患者が、生命保険の生前給付金を受け取ると、その直後、病巣がきれいに消え去ってしまうー」 という現象が繰り返し起こるという、 人間消失ならぬ、がん消失という怪事件を推理する、 という話です。 選考委員が「まったく見当のつかない真相」 「史上最高の医療本格ミステリー」 などと真顔で公言しているので、 一体この謎がどのように解かれるのだろうと、 どうせ大したことではないのではないか、 と少しは思いながらも、 凡人の性で何となく気になってしまいます。 これはまあ、2つの謎があるのです。 い
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