最新の抗がん剤に応用される「EPR効果」の発見でノーベル賞の有力候補に名前が挙がっていた熊本大名誉教授の前田浩(まえだ・ひろし)氏が18日午前6時25分、肝不全のため熊本市内の病院で死去した。82歳。兵庫県宍粟市出身。葬儀・告別式は近親者で済ませた。喪主は妻紀子(のりこ)さん。後日、お別れの会が開かれる予定。 前田氏は同県山崎町(現宍粟市)に生まれ、龍野高校から東北大農学部に進学。米・カリフォルニア大大学院などでタンパク質やウイルス学など幅広い知識を学んだ。 熊本大医学部教授だった1986年、分子量が大きな物質はがん組織に集まりやすく、とどまりやすいという現象「EPR効果」を発見。米情報会社は2016年、前田氏をノーベル化学賞の有力候補に選んだ。 がん研究の第一人者として活躍する一方、がんや新型コロナウイルスの予防には野菜スープが効果的だとする本を出版。科学者の知識を社会に分かりやすく説明
頭に落ちる黒板消し 学園を支配する生徒会 懲罰権をもつ風紀委員 本気でスクープを狙う新聞部 ほかにある?
インタビューに答える日本オリンピック委員会の山下泰裕会長=東京都新宿区で2021年5月21日、宮間俊樹撮影 東京オリンピックは7月23日の開幕まで2カ月を切っても、新型コロナウイルスの感染拡大で開催への理解を得られていない。大会出場を目指す選手たちには、戸惑いが広がっている。1980年のモスクワ五輪のボイコットを経験した日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長は「コロナ禍によって分断された世界が一つになれる機会」と、東京大会の意義を訴える。【聞き手・浅妻博之】 東京オリンピック・パラリンピック開催に対する支持率が上がっていないのは、安全面に多くの日本国民が不安を持っているからだと感じている。国民の安全を守ることを大前提に、大会の準備を進めているものの、そのことを伝えきれていないのが一番の理由だと思う。 新型コロナの世界的な感染拡大で東京大会の延期は2020年3月に決まった。追加経費が
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