Macの電源を入れた後ユーザーはただデスクトップが表示されるのを待つだけですが、その間、Macの内部ではさまざまな処理がおこなわれます。 POST(Power-On Self Test)と呼ばれる初期処理の後も、入力デバイスのチェックや、各種ストレージの初期化、グラフィックカードの初期化などさまざまな処理を実行する必要があるのです。 このようなmacOSの起動時の流れを詳しく知りたい方は、eclecticlight.coで公開されているブログ記事「Booting the Mac: Visual Summary」を参照すれば良いでしょう。 macOSの起動時の動作を表現したシーケンス図が公開されており、処理の流れを視覚で確認する事が可能となっています。電源ボタンを押したところから始まる起動処理は上から下に進んでいき最終的に、boot.efiやカーネルキャッシュの実行に到達します。グリーンはユ