コーヒー? それともお茶?――ネスレ日本が2011年5月から自社通販限定で販売を開始した「ネスカフェ 珈琲生豆茶」。焙煎していないコーヒー豆から抽出した“お茶”だという。 「ネスカフェ 珈琲生豆茶」は2011年5月2日から自社通販「ネスレ通販 オンラインショップ」限定で販売。通常価格は900ml×12本で4400円(画像クリックで拡大) コーヒーの命ともいえる独特の色や香り、風味を生み出す焙煎をしないこと自体が驚きだが、この商品の特徴は、普通のコーヒーの約2倍のコーヒーポリフェノール(クロロゲン酸類)が含まれていること。 同社は2010年春から「日本人が1日で一番ポリフェノールを摂っているのはネスカフェ」をうたい、コーヒー自体に多くのポリフェノールが含まれていることをアピールしてきた。ただ、「コーヒーポリフェノールは焙煎すればするほど減っていく」(ネスレ日本 液体飲料ビジネス部の荒木康秀部