ヨドバシだけではない。ビックでも、ヤマダでも、買えなくなっている。 アップルが販売方法で大なたを振るうのは今回が初めてではない。1998年の初代iMac投入に際しても、リセラー(取扱店)を大幅に絞り、粗利を削り、販売奨励金を廃止した。その結果、我々は平等にMacを安価に購入できるようになった。 かつて高級パソコンだったMacは、今やWindows機と比べて高いどころかむしろ割安だ。現在のMacの価格は、アーキテクチャをWindows機と同等に刷新したことと、1998年に始まった販売方法の改革によってもたらされていると言っても過言ではない。 ヨドバシでも、ビッグでも、ヤマダでも、電機メーカーは奴隷である。買い叩かれ、意外なコストを負担させられ、販売員を喜んで派遣している(ことになっている)。それによって消費者は安価に製品を購入できているのだが、メーカーの疲弊は止まらない。 「イヤなら売って貰