34歳、子供ができた。ようやく1歳になる子供の寝顔を見ながら、これから襲い掛かってくるであろう恐怖と戦っている。 子供がいるということは、恐怖と向き合うことに他ならないのだ。 子供が取り返しの付かないケガや病気をしないか?ちゃんと成長できるか?発達の傷害はないか?心に欠陥はないか?レズではないか?モンスター友達ができたりしないか?モンスター保護者に出会ったりしないか?通り魔、通り変態に襲われないか?今の仕事でこのまま生活していけるのか?自分の仕事は子供からどう見えるのか?ダサいと言って嫌われたりするのか?反抗期は来るのか?その対処は?臭いからという理由で嫌われたりするのか? などなど、様々な恐怖が襲い掛かってくるので不安でしかたない。 自分が子供の頃、親とケンカして「あんたも親になったら親の気持ちがわかるわよ!!」と言われたことをよく思い出す。 自分の親たちも、同じような恐怖と戦ってきてく