万物のもとになる元素を規則的に配列し、その性質を解き明かした「周期表」の発明から今年で150年。あらゆる科学研究の基本として、新たな材料や物質の探求など、さまざまな形で人類に貢献してきた。 万物のもとになる元素を規則的に配列し、その性質を解き明かした「周期表」の発明から今年で150年。あらゆる科学研究の基本として、新たな材料や物質の探求など、さまざまな形で人類に貢献してきた。 宇宙は無数の星から成り立っており、その一つである地球には多様な自然や人工物が存在する。これらは分子で構成され、さらに細かく分けると原子という小さな粒になる。その原子の種類を示すのが元素だ。 周期表はロシアの化学者メンデレーエフが1869年に原型を発明した。元素を軽い順に並べると周期的に似た性質が現れることに着目し整理した一覧表だ。京都大の玉尾皓平(こうへい)名誉教授は「規則性の発見や、元素の重さや性質の差が大きい場合
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