最大20メートルの津波に襲われ、9割近くの家屋が被害を受けた女川町女川駅のある女川町は、女川湾に面しています。特に女川駅周辺の市街地は、女川湾の奥まったところにあるため、津波が高くなり、甚大な被害が出てしまいました。最大で20メートルにも及ぶ津波が襲ったそうです。女川町全体で、家屋の9割近くが被害を受け、6割以上が全壊というすさまじい状況でした。 そんな東日本大震災から4年かかって、2015年にようやく石巻線が全線復旧しました。津波被害のなかった小牛田~石巻は2か月ほどで復旧したのに対して、石巻~渡波は2012年3月、渡波~浦宿は2013年3月、最も被害の大きかった浦宿~女川は、女川駅を内陸に150メートル移設したうえでかさ上げ工事を実施したため、復旧まで4年間を要し、2015年3月に復旧しました。 女川町のWebサイトには、東日本大震災の記録がまとめられた資料がアップロードされています。
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