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2020年5月27日のブックマーク (2件)

  • ネットで炎上被害にあったライターが考える、木村花が受けたものとは?(布施鋼治)

    SNSで見も知らぬ者から攻撃を受けた経験をお持ちか。 筆者はある。 忘れもしない。2006年12月31日に秋山成勲が引き起こした、いわゆる“ヌルヌル事件”が事の発端だった。事件の現場となった試合の、対戦相手の桜庭和志の記述をきっかけに、運営していたブログが炎上してしまったのだ。 ある日、ブログを見ると、目を疑った。まるでストップウォッチの0コンマ何秒の数字のように、コメント欄の書き込みがどんどん増えていくではないか。しかも、その大半は「死ね」「人生終了」「早くライターを辞めろ」といった罵詈雑言だった。 その言葉が次々と重なり合うようにして胸に突き刺さってくる。 程なくして、思考停止に近い状態になった。得体の知れない汗が吹き出す。世間全体が敵に回った錯覚に陥った。 なぜ見も知らぬ人の指図で死んだり、辞めなければならないのか。 時間が経つと反論したいという思いが頭をもたげたものの……そういうこ

    ネットで炎上被害にあったライターが考える、木村花が受けたものとは?(布施鋼治)
  • 何より“魅力的なレスラー”だった。木村花の記憶は笑顔とともに。(橋本宗洋)

    デビュー前から注目され、期待以上の成長を見せていた木村花。感情表現の豊かな闘いぶりでファンを魅了した。 悲しみとともに怒りがこみ上げる。なぜこんなことになったのか、こんなことがあっていいはずがない。そんな言葉が何度も何度も口をつく。 5月23日、人気レスラーの木村花が世を去った。所属団体スターダムが公式に発表している。人のインスタグラムに「愛してる。楽しく長生きしてね。ごめんね」という投稿があり、たくさんのファンが心配していた。まさにその時に飛び込んできたニュースだった。 詳細についてはまだ公表されていないが、彼女は恋愛リアリティ番組『テラスハウス』に出演中で、カメラの前での振る舞いが一部の視聴者から批判されていた。いや批判というよりSNSを使っての誹謗中傷、罵詈雑言だ。どうということはない日常のつぶやきにさえ「いなくなればいい」といった言葉が投げつけられた。 そのことを苦にして彼女は自

    何より“魅力的なレスラー”だった。木村花の記憶は笑顔とともに。(橋本宗洋)