アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の決勝第1レグ、鹿島アントラーズ対ペルセポリスの一戦が11月3日、県立カシマサッカースタジアムで15時にキックオフされた。鹿島アントラーズにとっては初の決勝進出、そして念願のタイトルを賭けての初戦とあって、ホームスタジアムは真っ赤に染まった。 先発には2列目にU-19アジア選手権でベスト4に進出した立役者、安部裕葵を起用。CBにはつい先日フル出場を果たした昌子源を配し、元スペイン代表のシャビを擁するアル・サッドを破って決勝進出を決めたイラン王者を迎えた。 試合は序盤、ペルセポリス優勢で進んだが、22分、鹿島が攻め込んでいる間にペルセポリスのサポーターがイランの国旗を手にフィールドに乱入し、ゲームが中断するという珍事件が発生。その後、鹿島も徐々にペースを掴み始めたが、前半は両チーム得点なく終わった。 鹿島にとって記念すべき20冠を獲得するべく奮闘する選手