2010年3月14日のブックマーク (2件)

  • オゾンホールが出現するのは春先の南極上空だけなのはなぜ

    (7)オゾンホールが出現するのは,春先の南極上空だけなのはなぜ? (1)オゾンホールの発見 オゾン層破壊問題に先鞭をつけたのは,1982年に日の南極観測隊が,月面からの反射光を利用して,冬期間のオゾン層観測に挑戦し ,成功したことでした。南極昭和基地における1982年の全オゾン量の季節変化を図1(Chuubachi,1984に一部加筆)に示しましたが,全オゾン量は太陽が出始める春先から減少し,10月(October)始め頃に最小になっていることを発見したのです。 担当した気象研究所の中鉢博士は,南極昭和基地で全オゾン量観測を始めた1979年まで遡ってデータを調べてみると,春先の全オゾン量は年々減少しており,1982年が最小値になっていることもわかり,1983年の国際会議で報告したのです。 1985年,イギリスの研究者たちは,南極ハレーベイ基地で観測を始めた1958年以降の全オゾン量データ

  • プリウス問題の原因判明!

    プリウス問題について技術的な原因を3月10日売りのホリデーオートに寄稿しました。図解入りで説明してるので読んでみてください。ここではそのサマリーをお送りします。 3月10日売り ホリデーオートより抜粋 「誤解の始まりは2月4日、トヨタ東京社で行なわれた最初の記者会見にあったように思う。ここで例の「フィーリング」発言で顰蹙を買った横山常務が、ブレーキ問題の原因として「(トヨタの)ハイブリッド車は回生ブレーキと油圧ブレーキを併用しており、ABS作動時に油圧ブレーキに切り替わる時、時差が生じ空走感が感じられる現象」 と発言、これを受けたメディアが「ABS作動時に、回生ブレーキ→油圧ブレーキの2系統間の切り替えで時間差が生じる」と理解してしまった。 正しくは「ABS作動時に、2系統ある油圧ブレーキ特性のうち油圧の低い方の系統に切り替えるような制御になっていた」なのである。同じ「2系統」という言葉

    プリウス問題の原因判明!